2021-02-25 第204回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
それで、リスクシナリオの作成に当たりましては、まず第一には、寒波に伴う需給逼迫といった天候それから災害に起因するリスク、二つ目に、化石燃料の輸入途絶といった海外の情勢に起因するリスク、三つ目に、電力システムへのサイバー攻撃といった人為的要因によるリスクなど、いわば極端な状況も含めまして、国内外で発生している様々なリスクを十分に想定することが重要だというふうに認識しておりまして、いただきました提言を踏
それで、リスクシナリオの作成に当たりましては、まず第一には、寒波に伴う需給逼迫といった天候それから災害に起因するリスク、二つ目に、化石燃料の輸入途絶といった海外の情勢に起因するリスク、三つ目に、電力システムへのサイバー攻撃といった人為的要因によるリスクなど、いわば極端な状況も含めまして、国内外で発生している様々なリスクを十分に想定することが重要だというふうに認識しておりまして、いただきました提言を踏
つまり、日本からしてみると輸入途絶が起こる。 この輸入途絶もそうですけれども、トランプさんが大統領じゃなくなったので、中東でのイラン絡みの紛争というのは少し減じたと思っていますけれども、それでも中東でいつ紛争が起こらないとも限らない。あそこで紛争が起これば、輸入途絶が起こることに加えて、化石燃料が三倍、五倍に高騰してしまう可能性がある。日本経済はもうひとたまりもない状況に陥ります。
今般、新型コロナウイルス感染症の治療薬として期待されるアビガンの緊急増産を行うに際しまして、中国からの原料の輸入途絶、これがネックとなることが判明いたしました。 このため、デンカ株式会社に対しまして、まだ解体されずに残っておりました原料製造プラントを点検、修繕いたしまして、マロン酸ジエチルの再生産を依頼することとしたものでございます。
食料安全保障の議論をするとき、何となく、輸入途絶になったり、海外で一朝有事があったら、もうパニックになって、日本国内で国民に対して食料供給ができなくなるのではないかという漠然とした不安が国民にあると思っています。
また、輸入途絶等、不測の事態に備えまして、飼料穀物備蓄対策事業として八十五万トンのトウモロコシ等を備蓄しているところでございます。 これらの施策を通じまして、畜産農家への飼料の安定供給に取り組んでまいりたいと存じます。
輸入途絶の際、日本に、自国の需要を賄うだけではなくて輸出余力も持っているわけですから、輸入が仮に一時的に途絶えた場合でも、輸出余力の分で足りない分を賄えるということにもなるわけですね。 そういう意味で、私自身は、農業についてももっと市場開放していくべしと。
有事とは何ぞやといったら、一番大きなのは輸入途絶ですよね。そしてまた、国内的に、化学物質等で農地が汚染されるというようなことですけれども。
例えば、輸入途絶が長期化をした場合には、石油製品、電力供給などへの様々な影響によりまして、産業活動、国民生活への打撃はもちろん、高齢者や病人の方々の命に関わるような大きな問題もある場合もあり得ます。
万が一我が国への原油輸入途絶の事態が生じた場合には備蓄の放出を行い、備蓄の放出によってもなお石油の大幅な供給不足が生ずる場合は、石油需給適正化法に基づく供給調整を実施することといたします。 他方、原油以上に我が国の経済に直ちに影響を与えるのは、実は天然ガスでございます。天然ガスにつきましては、約四分の一がホルムズ海峡を通過して調達されております。
一方、万一のこと、石油の輸入途絶があった場合にどうするかということでございますけれども、現在我が国は、石油備蓄を、国家備蓄と民間備蓄を合わせまして、内需量の約百六十四日分を持っております。 この石油備蓄は、まさにこのような場合に、緊急事態が起きた場合に使うものでございますが、民間備蓄が七十九日。
飼料穀物の備蓄対策につきましては、飼料穀物の国際的な需給動向等を勘案いたしまして、短期的な輸入途絶に対するために年間需要量のおおむね一カ月分を目標としまして国の財政負担によりまして備蓄を推進いたしております。またそのほかに、民間におきましても通常在庫を一カ月分を割らないように指導を行っているところでございます。
それに関しまして、穀物の備蓄について、あるいはもし穀物が上がった場合の対策はどうするかというお尋ねでございますが、備蓄につきましては、御承知のように短期的な輸入途絶に対応するという観点から、年間必要量の約一カ月分を備蓄目標にいたしまして、国の財政負担のほかに飼料のメーカー等が通常一カ月持つというようなことで進めてきたわけでございます。
しかし、御指摘のようにわが国の輸入を考える場合、短期的な局地摩擦、国際紛争とかあるいは輸送遅延等短期的な輸入途絶の事態というものがあり得るわけでございまして、その意味で備蓄政策の強化を図るということは、いわば価格面では基金制度で急激な変化を吸収していく、量的な面では備蓄政策で急激な摩擦というものを解消していく、こういうことは非常に大事なことではないかと思っております。